歯のマメ知識

2019/08/27
位相差顕微鏡を使用した口腔内診査

以前も位相差顕微鏡についてお話しましたが、内容を深く掘り下げて再度お話をしたいと思います。

口腔内に残っているプラーク(歯垢)を採取して、位相差顕微鏡で覗くと口腔内の細菌を実際に目でみる事ができます。口腔内に存在する細菌は500~700種類。プラーク1mgあたりの細菌数は1億個ともいわれます。

プラークは細菌の塊です。しかし、口腔内に生息する細菌すべてが問題というわけではありません。正常菌叢(せいじょうきんそう)と言われる細菌は健康な体に住み着く細菌です。これらの正常菌叢は外部から絶え間なく侵入してくる病原微生物からの攻撃を防御しているのです。ですから細菌が存在している事は決して悪い事ではありません。

問題は細菌の種類と量です。腸内細菌にも善玉菌と悪玉菌があるように口腔内の歯周病菌や虫歯菌をゼロにすることはできませんが、コントロールして良い菌と悪い菌のバランスをとってあげる事が大切です。

先ほど述べたように細菌の種類は数百種類ありますので顕微鏡でみてこれが何の菌なのかすべてを把握することは難しいですが、プラーク中の歯周病菌の量などを把握することができます。細菌の温床となる歯石やバイオフィルムをしっかり除去して細菌が繁殖できないようにしてあげることが大切です。

当院では歯のメインテナンスにも力をいれています。お口の中にお悩みがある方は是非一度ご相談ください。

早良区 小田部 いなば歯科クリニック

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